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口臭の原因は? 口臭epi.2

2017年9月 4日 14:33

こんにちは!副院長の穴澤です。

それでは口臭の原因を知るために、まず重要な唾液のことをお話していきます!

 

口臭を防ぐために重要なのは「唾液」です!

口臭の原因の大部分は、お口の中の細菌が産生する「揮発性ガス」というものです。唾液にはお口の中の洗浄・殺菌作用があり、揮

発性ガスを産生する細菌の増殖を抑制するので口臭を予防する効果があります。また、お口の中が唾液で潤っていると、口臭の原因

である揮発性ガスが放散するのを唾液が防いでくれるので口臭が抑えられます。

 

どんな時に唾液の量が少なくなる(=口臭がきつくなる)の?

皆さんは朝起きたときに「口が臭うな~」と思ったことはありませんか?これは、寝ている間は唾液の出る量がガクッと少なくなるため

に起きる現象なのです。その他にも、

1.疲れていたり体調不良の時。

2.ストレスを感じている時。

3.緊張している時。

4.薬の副作用。抗精神病薬、抗うつ薬、抗ヒスタミン薬、メチルドパ、鎮静薬、利尿薬

5.加齢。(唾液腺という組織が萎縮し、唾液の出る量が減ります)

6.口呼吸。(鼻炎で鼻が詰まっている人や、歯並びの悪い人に多く見られます)

7. 水分の摂取量が少ない時。

8.唾液腺が腫れた時。結石、おたふくかぜ、ある種の細菌感染、シェーグレン症候群、エイズ、糖尿病、サルコイドーシス、腫瘍

9.唾液腺の機能障害を起こす病気にかかっている時。

パーキンソン病、慢性の痛み、HIV感染症、うつ病、シェーグレン症候群、甲状腺の病気

10癌治療時。化学療法や、頭部や頸部への放射線照射後(放射線照射量が大量に場合には唾液分泌の低下は一生つ

づきます。)などでも唾液の量が減るので、口臭が強くなってしまいます。

 

まずは、「揮発性ガス」を産生する細菌を減らしましょう!

口臭の原因の大部分は、お口の中の細菌が産生する「揮発性ガス」というものです。お口の中が不衛生だと細菌の数が多くなり、産生される「揮発性ガス」の量も多くなるため口臭が強くなります。対策としてはもちろん歯を磨くことですが、むやみやたらに何回も歯を磨いても口臭を予防することは出来ません。

揮発性硫黄混合物(VSC)は臭いの原因となるだけではなくそれ自体で生体毒性を有します。歯周組織に対しダメージを与える作用(コラーゲンの合成阻害など)が明らかにされています。従ってVSCは健康な口腔内を持っている人にとっても歯周病を誘発する因子となり、すでに歯周病に罹患している人にとってはさらなる歯周病の増悪因子となってしまうのです。

次回は口臭の検査やさらなる解決策などを取り上げる予定です!!

epi.3をお楽しみ!!!

つじむら歯科医院

副院長 穴澤順之進