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つじむら歯科医院 公式ブログつじむら歯科医院 公式ブログ

カンブリア宮殿に対する当医院の考え方

2016年1月28日 23:54

1月28日放映

カンブリア宮殿放映内容に関するつじむら歯科医院の考え

本日放映されたカンブリア宮殿にて新潟県酒田市の日吉歯科医院 熊谷崇先生が出演され、予防メインテナンスの重要性と価値について、非常にわかりやすく解説されておりました。

治療よりも予防が大切であることは明確です。しかし、この放映を見られた皆さんは予防診療は保険でできないのだと、初めて理解された方も多くいたことと思います。つじむら歯科医院が10年以上前から、予防メインテナンスを自由診療で行なっていたことの理由について書かせて頂きます。まずは保険制度について知る必要があります。

 

日本は世界に類を見ない固有の保健システムとして、今から55年以上昔の1961年に国民健康法(昭和33年法律192号)が改正され、国民皆保険制度が確立されました。考え方としては「国民が最低限度の生活を営む上で必要な医療は保険給付の対象となる」という様な考え方であると言えます。 

このため、戦後間もない時期にはとても必要性、有効性が高かったものの、高度経済成長を経て生活水準の向上を果たした現在の日本の歯科医療には適応し難い面が多くみられるようになったとも考えられます。その一つの代表例が予防メインテナンスだと言えます。 

 

国民皆保険の超基本ルールは疾病医療をカバーする事に限定されており、治療が終了し疾患を持たない状態においては、保険診療の対象ではなくなるという訳です。国民皆保険制度が制定された当初に予防メインテナンスという考え方がなかったので、保険の対象とならないことは当たり前とも言えます。当歯科医院では、「口腔内の状態をより良く保ち、自身の歯を維持することで食事を楽しみ、自分らしく健康に生きる豊かな人生」「口腔の健康から全身の健康へと寄与できる歯科医療の実現」を支援したいと考えて日々診療しています。そのために、北欧の歯科先進国で行われている、健康な歯を健康なうちから守るための予防メインテナンスが最も効果的で大切なのは今までも当院がお伝えしてきた通りです。

つじむら歯科医院では10以上前より法の遵守と安全で安心、高品質な歯科医療の確立のためにメインテナンスは自由診療とさせていただいておりました、たびたび「保険診療とはどこが違うの?保険診療ではメインテナンスはできないの?」とのご質問をいただいておりました。勿論、予防は保険診療では認められていないこと、さらに保険診療では使用できない材料、技術、機器等を使用しメインテナンスを行っております、と回答をさせていただいておりましたが、厚生労働省は2015年1月7日付で、「むし歯・歯周病にかかっていない健康な人の予防メインテナンスは保険の適用外である」ことを明らかにしました。健康保険法、医師法の適用に関する公式な照会への回答です。

 

 予防接種(インフルエンザ、等)もそうですが、もともと健康な人の予防メインテナンスは保険の適用外です。当歯科医院ではこのため品質の高い予防メインテナンスを自由診療としてまいりました。しかし、同一地域においても早期発見早期治療を主とした予防?(定期検診?)を提供している歯科医院も多く存在し、また行なっている内容や違いがわかり難いということもあり、はっきりしない状況がつづいたことで皆様には大変ご迷惑をおかけしました。厚生労働省の回答はそれを改めて確認したものです。

ご存知のとおり、医療費を含む社会保障費の増加は、今現在も深刻な問題であり今後ますます進むであろう人口減少、少子高齢化によりこの問題を加速させると思われます。医療費および社会保障費の削減は私たち一人ひとりが予防に取り組みずっと健康で過ごすことで実現でき、次の世代の負担を軽減し、地域の明日の活力にもつながります。 

 

繰り返しとなりますが、つじむら歯科医院は、地域住民の皆様の健康を守り続ける医療機関として、法を順守し国民医療費を有効活用する立場から、健康な方の予防メインテナンスをすでに自由診療で提供しています。今回のカンブリア宮殿でいわゆる保険請求に関するグレーゾンでの行為が問題であり、予防メインテナンスが法として2015年1月の時点ですでに保険外であることが明らかになっていることをここにご報告させていただきます。今後も安心してご自身の将来のために、つじむら歯科医院にご来院ください。

2016年1月28日医療法人社団 つじむら歯科医院