投稿記事

2026.07.03

ミニコラム|「歯周病と骨粗しょう症」知っておきたい意外な関係

「歯周病と骨粗しょう症」知っておきたい意外な関係

 

「骨粗しょう症は骨の病気だから、歯とは関係ない」と思っていませんか?

実は近年、骨粗しょう症と歯周病には関連があることが報告されています。

特に年齢を重ねた方や閉経後の女性など、骨粗しょう症のリスクが高まる年代では、お口の健康にも目を向けることが大切です。

 

■歯周病でも「歯を支える骨」が失われます

歯周病は、歯ぐきだけに起こる病気ではありません。

歯と歯ぐきの境目にたまったプラーク(歯垢)に含まれる細菌によって炎症が起こり、進行すると「歯槽骨(しそうこつ)」と呼ばれる歯を支えている骨が失われていきます。

歯槽骨が減って歯を十分に支えられなくなると、歯がグラグラしたり、最終的には歯を失ったりすることもあります。

一方、骨粗しょう症は、骨の量や質が低下して骨折しやすくなる病気です。

歯周病と骨粗しょう症は同じ病気ではありませんが、骨粗しょう症による骨の状態の変化が、歯周病の進行と関連する可能性が指摘されています。

 

■特に気をつけたいのは閉経後の女性

女性は閉経を迎えると、女性ホルモンの減少などによって骨量が低下しやすくなります。

そのため、これまで歯や歯ぐきに大きな問題を感じていなかった方も、年齢とともに歯周病への注意が必要です。

「歯磨きのときに血が出る」
「歯ぐきが下がってきた」
「歯が以前より長く見える」
「歯が少し動く気がする」

このような変化があれば、そのままにせず歯科医院で確認してもらいましょう。

歯周病は初期には自覚症状がほとんどないことも多いため、「痛くないから大丈夫」とは限りません。

 

■骨粗しょう症のお薬を使用している方は歯科医院へお伝えください

骨粗しょう症の治療薬の中には、抜歯など顎の骨に関わる歯科治療を行う際に注意が必要なものがあります。

骨粗しょう症のお薬を飲んでいる、あるいは注射による治療を受けている場合は、歯科受診時に必ずお伝えください。

ただし、自己判断で薬を中止することは避け、必要に応じて医科と歯科が連携しながら治療を進めることが重要です。

歯周病を予防するためには、毎日の歯磨きだけでなく、歯科医院で定期的に歯ぐきや歯を支える骨の状態を確認することが大切です。

骨粗しょう症が気になる方も、「骨」と「歯」を別々に考えず、全身の健康の一部としてお口のケアを続けていきましょう。

 

伊勢原市にある再発率0%を追求する歯医者・歯科
『 つじむら歯科医院 伊勢原 』
住所:神奈川県伊勢原市小稲葉2204−1
TEL:0463-95-8214