歯列矯正というと、達成目標は『綺麗な歯並び』となります。
綺麗で整った歯はその方の人格を表すと言うように、綺麗な歯並びは誠実感、清潔感を出会う人々の記憶に印象づけてくれます。
もちろん当院での矯正治療においても綺麗な歯並び獲得はあたり前のことですが、実は予防歯科の担い手として当院が最重要視していることは、さらに安定的に長く機能する歯並びなのです。
歯列は常に使い続けるために経年劣化(すり減りや破折など)していくため、見た目の綺麗さだけの獲得ではまだ足りないと考えます。
自分の歯で生涯機能させるためには、
健全な歯周組織(綺麗な歯並びを支え続ける地盤)の上に美しい歯列を創ること、
そのためには矯正による歯の移動時に骨のレベルを下げさせない(退縮させない)ための対策(歯周組織細菌叢のコントロールと骨再生アプローチ)と、
夜間に行われるストレスマネージメント(歯軋り、食いしばり)をスムーズに行えるような機能的な咬合(3大原理に添わした噛み合わせの育成)の確立となります。
親知らず(智歯)を除く全ての歯には個々に特徴と重要な機能が存在します。もちろん顎の骨が小さすぎる場合やあまりにも歯のサイズが大きい場合は、最低限の抜歯もしくはI P R(歯の幅の調整)が必要な症例が無いわけではありませんが、決して行いたくはありません。このことを実現するためにシークエンス咬合という理論で当院は噛み合わせの再構成を行っています。
歯列矯正を受けたお知り合いの方で、歯の間に大きな隙間(ブラックトライアングル)ができてしまって、
でも綺麗な歯並びだから。。。
頑張った結果がこれでは私達つじむら歯科医院は絶対に嫌なのです。
それらを回避するために当院だけの取り組みがあり、それが繰り返しになりますが次の2点です。
➀口腔内細菌叢を健全に整えて骨の再生を促しながら施術を継続すること
➁シークエンス咬合の確立(オーダーメイド咬み合わせ治療)
当院では歯列矯正は予防との組み合わせで最大限の効果を発揮できると考えており、より安定的に長く機能する歯並びを追求しております。
当院では口腔内の親知らず以外の天然歯は健康にとって全て必要な物とし、
抜歯を伴わない矯正歯科マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用し、
神奈川県伊勢原市で専門に行なっています。
このアプローチは、特に健康な歯を犠牲にしないという大きな利点を持っています。
以下に、歯を抜かずに整える方法の主な利点をご紹介します。
多くの患者様が、健康な歯を抜くことに対して抵抗感を持っています。特に、噛み合わせの安定に重要な役割を果たす第一小臼歯や第二小臼歯を抜くことは、避けたいと考える方が多いでしょう。抜歯を避けることができれば、これらの歯の機能を保持することができます。 親知らずの抜歯については、一般的には大きな問題ではありません。親知らずは、位置が奥深く歯磨きがしにくいため、虫歯や歯周病になりやすい傾向があります。そのため、他の歯を守るために親知らずを抜くことが推奨される場合もあります。
矯正治療を専門とする歯科医院では、抜歯が必要な場合、一般歯科治療を行う他の医院で抜歯を実施します。このプロセスには、紹介状の発行や抜歯費用、さらには時間がかかります。非抜歯矯正では、これらの追加費用や時間を節約できます。
抜歯後には、腫れや痛みが発生することがありますが、これは一時的なものです。適切なケアを行うことで、痛みや腫れを管理することが可能です。しかし、治療期間が延長する可能性があり、抜歯した部分に大きなスペースが生じることで、歯の移動距離が長くなり、治療期間全体が長引くことになります。
歯がデコボコして重なって生えている状態の歯並びです。かみ合わせが合わない歯列でしっかりと噛めない状態です。一つに八重歯もあります。
上の前歯が突き出ている状態です。上の前歯が出ているとお口の状態から顔の印象にも影響があります。欧米人に比べると日本人に多くみられる症状です。
歯と歯の間に隙間が空いている状態です。隙間があることで食べ物が挟まりやすくむし歯や歯周病の原因になります。また、発音や発声にも影響が出ることがあります。
通常のかみ合わせと反対で上の歯よりも下の歯が前に出ている状態です。口を閉じても下顎が前に出てしまいます。上下の歯が摩擦によって歯が削れてしまうことがあります。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)では、むし歯になりにくい、歯並びが治ると歯磨きがしやすい、目立たないで矯正がでできる、矯正中も取り外しができるため食事ができるなどのメリットがあります。また、前歯だけなどの部分矯正にも対応できます。出っ歯やすきっ歯、叢生などの様々な歯並びの改善ができるのもマウスピース型矯正装置(インビザライン)の特徴です。
透明で目立たない
取り外しができるから 衛生的
金属アレルギーの 心配なし
痛みや違和感が 少ない
通院回数が少ない
多くの症例に対応
マウスピース型矯正装置
(インビザライン)
だからこそ
可能にした特徴です。
つじむら歯科医院では子どもから大人までお受けいただける矯正治療・小児矯正治療を行っています。 矯正治療は他の治療に比べて時間がかかる治療です。 極力負担にならない、ご年齢や歯並びの状態に合った矯正方法をご提案致します。 歯並びが気になる方は神奈川県伊勢原市の可能な限り歯を抜かない矯正治療を行う、つじむら歯科医院まで一度ご相談ください。
不正歯列について見た目が気にならなければ問題ないと思っておられる方は少なくありません。 しかし歯並びの問題は審美的な側面だけではありません。 歯はものを咀嚼し食べること、また生理的に生じる歯ぎしりや食いしばりによるストレスマネジメントをすることにも関わる器官です。 意識せずに歯に大きな力がかかる時、歯並びに不正があるとある特定の歯への負担が増大して、その歯の寿命が縮まる恐れがあります。 さらに1本の歯の喪失は次の喪失へと連鎖していきます。 また重なりなどで歯ブラシが届きにくいため、歯垢や歯石が溜まりやすくむし歯や歯周病のリスクが高まります。 歯並びやかみ合わせの問題は人生のどこかのタイミングには向き合わねばならないものとなってきています。
つじむら歯科医院では子どもから大人までお受けいただける矯正治療・小児矯正治療を行っています。 矯正治療は他の治療に比べて時間がかかる治療です。 極力負担にならない、ご年齢や歯並びの状態に合った矯正方法をご提案致します。 歯並びが気になる方は神奈川県伊勢原市の可能な限り歯を抜かない矯正治療を行う、つじむら歯科医院まで一度ご相談ください。
オーストリア咬合学における噛み合わせの概念を取り入れた「マルチループ矯正(Multiloo p Edgewise Arch Wire)」を行っております。 従来の矯正装置に使用するワイヤーの約3倍のワイヤーがついており、弱い力をかけて歯を動かすことが特徴です。 従来の矯正装置では、歯を最初に横に動かしてから上下に動かす必要がありましたが、マルチループワイヤーは上下左右を同時に動かせるため、治療期間を大幅に短縮できます。 また、歯を抜歯する必要もないため、患者様への負担が大きく軽減されます。
前歯は、口を開けて笑ったときに見えるため、歯並びが気になる方が少なくありません。
矯正治療は、一部の歯だけにも適用できます。
全体的な矯正と比べて短い期間で治療が終了します。
2Dリンガル矯正(舌側矯正)は、歯の裏側に矯正装置を取り付けて歯を動かす矯正治療です。
一般的なワイヤーでの矯正のデメリットである矯正装置が目立つという点が改善されています。
2Dリンガル矯正であれば、周りの人に矯正治療を受けていることを知られる心配が少ないでしょう。
従来の矯正装置と比べて薄くて小さいため、話しにくさや違和感がほとんどありません。
また、ワイヤーとの摩擦が少ないセルフライゲーションブラケットのため、歯を早く動かせます。
このようにメリットが多い治療法ですが、重度の歯列不正には適用できません。
当院のマウスピース型矯正装置(インビザライン)による矯正治療ではできるだけ非抜歯による矯正を行います。マウスピース型矯正装置(インビザライン)では、見た目の審美的な矯正だけでなく、噛み合わせや口腔機能など全身の健康の向上ができるよう機能的な矯正治療にも対応ができます。口腔内スキャナーによる精密な検査とシミュレーションで患者様に合ったオーダーメイドなマウスピースによるマウスピース型矯正装置(インビザライン)を臨床経験豊富な院長による矯正治療ができます。
当院では口腔内スキャナー「iTero element」(アイテロ)を導入しています。シリコン印象とは違う患者様に優しい正確な歯型の採得から、治療前・治療段階のコンピュータによるシミュレーションで安心の矯正治療が可能です。患者様に合ったそれぞれのマウスピースを作製できるため、シミュレーション通りに歯を動かすことが可能です。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)によるマウスピース矯正では、口腔内スキャナー「iTero element」により、クリンチェックという歯の動きの確認で治療計画を立てることができます。モニター越しに患者様と一緒に確認ができるため、より確実に安全に矯正治療が可能です。また、実際に治療の流れが見え、しっかりゴールを決めてから治療が開始できるため、ご納得のうえ矯正治療を始めることができます。
矯正中も矯正治療後も安心できるメインテナンスフォローをしています。むし歯などの治療 や予防歯科にも対応しているため、一貫したフォローが可能です。矯正治療後も歯の後戻り を防ぐために保定装置(リテーナー)を使用いただき歯を安定させていきます。矯正治療後 も定期的にメインテナンスでご来院いただきながら、後戻りがないかを確認していきます。
まずはカウンセリングでお悩みやご質問をお伺いします。歯並びやかみ合わせなどを現在のお悩みをお聞きします。今後の流れや治療方法の種類、治療費用をお伝えさせていただきます。
口腔内スキャナー(アイテロ)での歯型の採得やレントゲン、口腔内の写真撮影などの矯正に必要な検査を行います。またはじめておかかりの方の場合はむし歯や歯周病に関する検査も並行しておこないます。それらの結果をもとに治療開始から終了までの計画を立てます。
精密検査の結果、治療計画のご説明を行います。治療計画のシミュレーションのご説明をして、どのように矯正を進めていくか、どんな歯並びになるかを分かりやすくご説明いたします。
矯正治療中は長時間マウスピース装着するため、むし歯、歯周病ともにリスクが上がります。その対策としてTHP(トータルヘルスプログラム)で先に口腔内細菌叢をコントロールし、矯正中のむし歯の発生や歯周病による歯肉退縮や骨の吸収を抑制します。
※なお、矯正治療前にむし歯などの治療が必要な際は別途治療をおこないます。
マウスピース(アライナー)が届いたら治療スタートです。透明で取り外しができるマウスピースを装着して少しずつ歯を動かして正しい歯列に導きます。通院回数は月1回程度です。受診時に矯正のチェックを含むメインテナンスをご利用いただきます。
また、口腔内の状況に合わせて治療の途中に再度クリンチェックを行い、治療計画を修正することがあります。
保定期間では動かした歯が元に戻らないように歯を固定します。きれいな歯並びを維持するために必要な期間です。治療後も定期検診で歯並びやかみ合わせのチェックを行っていきま す。
できるだけ歯を抜かないで矯正治療をすることをモットーにしています。 精密な検査を行うことで、できる限り歯を抜かない矯正治療をしています。 しかし、症例によっては抜歯を伴う場合がありますのでその際はなぜ必要かも含めて分かりやすく説明をしてから始めます。
素材がプラスチックのためワイヤーに比べて痛みは少なくなります。 矯正治療開始当初は違和感がありますが、マウスピースは慣れてくるため、痛みも少なくなります。
マウスピースのステージごとに動く歯の距離は少ないですが、無駄なく動かしていくため、治療期間はワイヤーを使ったものとあまり変わりありません。
どんな矯正方法でも元に戻ってしまいます。
そのため、矯正治療後は歯が動きやすいため、リテーナーで保定をしていきます。整えた歯並びを保つためにリテーナーの装着をおすすめしています。
内容 | 費用 |
---|---|
成人矯正相談料(初回30分は無料となります) | 11,000円 |
成人矯正検査・診断 | 77,000円 |
スマイルラインシステム(インビザラインを用いたつじむら歯科医院の矯正治療) | 1,100,000円~1,320,000円 |
スタンダード矯正施術料 (メタルブラケット) |
1,089,000円 |
舌側矯正施術料 | 1,199,000円 |
調整料 (調整、口腔内写真、クリーニング、フッ素塗布) |
各回14,850円 |
※ワイヤーを使用する矯正の場合、目立ちにくいホワイトブラケットなどオプションがあります。
※交換や破損、紛失などにより別途費用が必要になることがあります。
※難症例の場合、複数の矯正を組み合わせて治療することがあります。
詳しくは診察後ご説明いたします。
※料金表は税込み表記となります。
厚生労働省より2018年6月1日に医療広告ガイドラインが改正・施行されました。
つじむら歯科医院のホームページは「医療広告ガイドライン」の記載に遵守した情報のご提供をすると共に、患者様により分かりやすいサイト運営を行うように心がけております。
ホームページをご覧の皆様にはご迷惑、ご不便をおかけすることもございますが、ご理解頂けますよう何卒よろしくお願い致します。
医療広告ガイドラインに関する詳細は厚生労働省のホームページをご覧ください。
・当サイトが医療に関する適切な選択の助けとなる情報を掲載し、患者様が自ら求めて取得する情報を掲載するウェブサイト、その他これに準ずる広告であること。
・患者様が容易に照会できるよう、問い合わせ先を明記すること。
・自由診療に係る通常必要とされる治療等の内容、費用等に関する事項について情報を提供すること。
・自由診療に係る治療等に係る主なリスク、副作用等に関する事項について情報を提供すること。
・未承認医薬品等であることの明示
マウスピース型矯正装置「インビザライン・システム」は、薬機法上の承認を得ていません。インビザラインのサポートソフトである「クリンチェック・ソフトウェア」は薬機法上の承認を得ています。
・入手経路等の明示
マウスピース型矯正装置「インビザライン・システム」は米国のアライン・テクノロジー社の製品となります。つじむら歯科医院ではこちらのシステムを、アライン・テクノロジー・ジャパンを通じて利用・入手しております。
・国内の承認医薬品等の有無の明示
マウスピース型矯正(アライナー矯正)は様々なタイプ・システムが開発されています。国内でもインビザラインと似たマウスピース型矯正装置が販売されており、そのいくつかは国内で薬事承認されております。
日本で『医療機器としての矯正装置』と認められるためには、「薬事承認されている材料を使用して、日本の国家資格を持った歯科医師 or 歯科技工士が製作したもの」「薬事承認された既製品」でなければならず、海外で製造されいるマウスピース型矯正装置(インビザライン・システム)は残念ながらその限りではありません。
・諸外国における安全性等に係る情報の明示
可撤式マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、全世界で1100万以上(2021年9月時点)の症例数を持つ治療システムです。歯科矯正が潜在的に持つリスク以外でインビザラインに固有の重大な副作用の報告はありません。
アメリカ・カナダの他、ヨーロッパなどで、医療機器として承認を受けています。重大な副作用についての報告はありません。
全ての医療と同様に歯科矯正治療にも潜在的なリスク・副作用があることをご理解ください。
※すべてのリスクや副作用が生じるわけではありません。
・最初は矯正装置の装着による不快感や痛み等が生じることがあります。数日間~1週間程度で慣れることが多いです。
・歯の動き方には個人差があるため、当初予想されていた治療期間より延長する可能性があります。
・矯正治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病の罹患リスクが高まります。そのため、丁寧な歯磨きや、定期的なメンテナンスを受けることが重要です。
・歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることが稀にあります。また、歯ぐきがやせてラインが下がることがあります。
・ごく稀に歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
・ごく稀に歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
・矯正治療中は咬み合わせが変化することで、一時的に顎関節に負担がかかり「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
・様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
・歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
・何らかの要因で矯正装置を誤飲する可能性があります。
・矯正装置を外す際に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、被せ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
・矯正装置が外れた後も、保定装置を指示通りに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療 (修復物)などをやり直す可能性があります。
・あごの成長発育によってかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
・矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。
※監修:マウスピース矯正媒体