「食事中によく舌を噛んでしまう」「会話中に舌を噛んで痛い思いをする」と悩んでいませんか?
舌を噛むことは誰にでも起こることですが、何度も繰り返している場合は、歯並びや噛み合わせの乱れが関係している可能性があります。放置すると舌に傷や口内炎ができやすくなり、食事や会話に支障を感じることもあります。
本記事では、舌を噛みやすくなる原因やセルフチェックのポイント、放置するリスク、改善方法、歯列矯正との関係についてわかりやすく解説します。
1.舌を噛みやすいのはなぜ?

食事中や会話中に舌を噛んでしまうことは、誰にでも起こる可能性があります。急いで食べているときや、話しながら食事をしているときなど、一時的な不注意によって舌が歯の間に入り込んでしまうことも珍しくありません。
ただし、舌を噛むことが何度も続く場合や、いつも同じ場所を傷つけてしまう場合は、単なる不注意だけではない可能性があります。歯並びや噛み合わせ、舌の動かし方、食事の仕方などが関係していることもあるため、原因を確認することが大切です。
舌が歯の間に入り込むことで起こる
舌を噛むのは、上下の歯を噛み合わせる瞬間に、舌が歯の間に入り込んでしまうためです。舌は食べ物を口の中で動かしたり、飲み込みや発音を助けたりする役割を持っており、食事中や会話中は常に動いています。
そのため、舌の動きと顎を閉じるタイミングがずれると、舌の先端や側面を噛んでしまうことがあります。特に、硬いものを強く噛んだときや、勢いよく口を閉じたときには、傷が深くなる場合もあります。
一時的に舌を噛むケースもある
疲れているときや眠いとき、急いで食事をしているときは、舌や顎の動きをうまく調整できず、舌を噛みやすくなることがあります。また、口の中にできた腫れや傷によって舌の動きが変わり、一時的に噛みやすくなるケースも考えられます。
一度だけ舌を噛んだ場合や、その後は繰り返していない場合は、過度に心配する必要はないでしょう。ただし、傷が治る前に同じ場所を再び噛むと、痛みや腫れが長引くことがあります。
繰り返す場合は歯並びや噛み合わせも確認する
頻繁に舌を噛む場合は、歯並びや噛み合わせによって舌の動くスペースが狭くなっている可能性があります。歯が内側に傾いていたり、上下の歯の噛み合わせがずれていたりすると、舌が歯に触れやすくなることがあります。
また、歯並びだけでなく、片側ばかりで噛む癖や舌を前に押し出す癖が影響している場合もあります。舌を噛む原因は一つとは限らないため、何度も繰り返すときは、噛み方や歯並びを含めてお口全体の状態を確認することが重要です。
2.舌を噛みやすくなる主な原因

舌を噛みやすくなる原因は一つではありません。食事の仕方や生活習慣が影響している場合もあれば、歯並びや噛み合わせが関係していることもあります。何度も舌を噛んでしまう場合は、どのような原因が考えられるのかを知ることが大切です。
歯並びや噛み合わせが乱れている
歯並びや噛み合わせが乱れていると、舌が本来あるべき位置からずれやすくなり、食事中や会話中に歯へ触れてしまうことがあります。特に、歯が重なっている部分や上下の歯の位置がずれている場合は、舌を噛むリスクが高くなることがあります。
また、噛み合わせのバランスが崩れていると、無意識のうちに舌の動きも変化し、同じ場所を繰り返し噛んでしまうケースもあります。
食事の仕方や生活習慣
早食いや、食事をしながら会話をする習慣がある方は、舌と顎の動きが合わず、舌を噛みやすくなることがあります。また、疲労や睡眠不足によって集中力が低下しているときも、口の動きをうまくコントロールできず、舌を傷つけてしまうことがあります。
こうした原因で一時的に舌を噛むことは珍しくありませんが、生活習慣を見直しても改善しない場合は、別の原因が隠れている可能性があります。
舌や口周りの癖が影響していることもある
舌を前に押し出す癖(舌癖)や、片側ばかりで噛む癖、頬杖をつく習慣などが続くと、舌の動きや噛み合わせに影響を与えることがあります。その結果、舌が歯に触れやすくなり、噛みやすくなる場合があります。
舌を噛む原因は複数重なっていることも少なくありません。何度も同じ場所を噛んでしまう場合は、歯並びだけでなく、普段の食事の仕方や生活習慣もあわせて見直すことが大切です。
3.歯並びが原因で舌を噛みやすくなるケース

舌を何度も噛んでしまう場合は、歯並びや噛み合わせが関係していることがあります。歯並びが乱れていると、舌が動くスペースが狭くなったり、本来とは異なる位置に舌が入り込んだりするため、食事中や会話中に舌を噛みやすくなることがあります。
ここでは、舌を噛みやすくなる代表的な歯並びについて紹介します。
叢生(そうせい)
叢生とは、歯が重なり合ってガタガタに並んでいる歯並びのことです。歯が内側や外側にずれて生えていると、舌が歯に触れやすくなり、食事中や話しているときに舌を噛んでしまうことがあります。
特に下の前歯が内側へ傾いている場合は、舌の動くスペースが狭くなり、舌の側面を傷つけやすくなることがあります。
出っ歯(上顎前突)
上の前歯が前方へ大きく出ている出っ歯(上顎前突)の場合は、上下の歯が適切に噛み合わず、舌の位置が不安定になることがあります。その結果、食べ物を噛む際に舌を巻き込みやすくなり、繰り返し舌を噛んでしまう場合があります。
また、口が閉じにくい状態が続くと舌の位置にも影響し、噛みやすさにつながることがあります。
受け口や開咬
受け口(反対咬合)や、前歯が噛み合わない開咬でも、舌を噛みやすくなることがあります。噛み合わせのバランスが崩れることで、舌の動きが変わり、歯の間に入り込みやすくなるためです。
ただし、舌を噛みやすい原因は歯並びだけとは限りません。生活習慣や噛み方の癖など、複数の要因が関係していることもあります。そのため、何度も舌を噛む場合は、お口全体の状態を確認し、原因に応じた対応を検討することが大切です。
4.舌を噛みやすいかセルフチェックしてみよう

舌を噛むことが一度だけであれば、食事中の不注意や疲れなどが原因の可能性もあります。しかし、何度も繰り返している場合や、いつも同じ場所に傷ができる場合は、歯並びや噛み合わせ、舌の動かし方が関係していることがあります。
まずは、普段の食事や会話の様子、お口の状態を振り返ってみましょう。次の項目に複数当てはまる場合は、舌を噛みやすくなる原因について一度確認することをおすすめします。
舌を噛みやすい方のセルフチェック
□ 食事中に何度も舌を噛んでしまう
□ 会話中にも舌を噛むことがある
□ いつも同じ場所に傷や口内炎ができる
□ 舌の側面に歯の跡がついている
□ 歯並びがガタガタしている
□ 上下の歯がうまく噛み合っていないと感じる
□ 食べ物を噛みにくいと感じることがある
□ 片側ばかりで食べ物を噛んでいる
□ 早食いや、食事中に会話をすることが多い
同じ場所を繰り返し噛んでいないか
舌の同じ場所を何度も噛んでいる場合は、その部分が歯に触れやすい状態になっている可能性があります。一度噛んだ場所が腫れると、普段よりも歯に当たりやすくなり、傷が治る前に再び噛んでしまうこともあります。
傷が治ったあとも同じ場所を繰り返し噛む場合は、特定の歯が内側に傾いている、歯の先端が鋭くなっている、噛み合わせにずれがあるなどの原因も考えられます。
舌の側面に歯の跡がついていないか
鏡で舌を確認したときに、舌の側面が波打っていたり、歯の跡がついていたりする場合は、舌が歯に強く触れている可能性があります。このような跡は、舌が歯列に収まりにくい場合や、舌を歯へ押しつける癖がある場合にみられることがあります。
ただし、舌のむくみや体調などによって一時的に歯の跡がつく場合もあるため、歯の跡だけで歯並びが原因と判断することはできません。舌を噛む頻度や噛みにくさなど、ほかの症状とあわせて確認することが大切です。
歯並びや噛み方に気になる点がないか
歯が重なっている、前歯が噛み合わない、下の歯が上の歯より前に出ているなど、歯並びや噛み合わせに気になる点がある場合は、舌を噛みやすくなる原因の一つとなっている可能性があります。
また、左右どちらか一方だけで噛む癖があると、舌の動きが偏り、特定の場所を傷つけやすくなることもあります。セルフチェックだけで原因を特定することは難しいため、複数の項目に当てはまる場合や症状が続く場合は、歯科医院で歯並びや噛み合わせを確認してもらいましょう。
5.舌を噛みやすい状態を放置するリスク

舌を噛むことがたまにある程度であれば、過度に心配する必要はない場合もあります。しかし、何度も同じ場所を噛んでしまう状態を放置すると、舌の傷が治りにくくなったり、食事や会話に支障を感じたりすることがあります。
また、原因が歯並びや噛み合わせにある場合は、時間が経っても自然に改善しないケースも少なくありません。症状が続く場合は、早めに原因を確認することが大切です。
口内炎や傷を繰り返しやすくなる
舌を噛むと傷ができ、その部分が腫れることでさらに歯に当たりやすくなることがあります。その結果、傷が治る前に再び噛んでしまい、同じ場所に口内炎や炎症を繰り返すことがあります。
痛みが続くと食事のたびに刺激を感じやすくなり、熱いものや辛いものがしみるなど、日常生活にも影響を及ぼすことがあります。
食事や会話がしづらくなることもある
舌に傷がある状態では、食べ物を口の中で動かしたり、発音したりするたびに痛みを感じることがあります。そのため、食事に時間がかかったり、会話がしづらくなったりすることもあります。
「また噛んでしまうかもしれない」という不安から、無意識に舌の動きを制限してしまい、食べ方や話し方に影響が出るケースもあります。
歯並びや噛み合わせが原因の場合は改善しにくい
舌を噛む原因が歯並びや噛み合わせにある場合は、生活習慣を見直すだけでは改善しないことがあります。歯の位置や噛み合わせのバランスが変わらない限り、舌が同じ場所に当たり続けてしまう可能性があるためです。
もちろん、すべてのケースで歯列矯正が必要になるわけではありません。しかし、舌を繰り返し噛む症状が続く場合は、お口全体の状態を確認し、原因に応じた適切な対処法を検討することが大切です。
6.舌を噛みやすいときの対処法

舌を噛みやすいからといって、必ずしも歯列矯正が必要になるわけではありません。まずは食事の仕方や生活習慣を見直し、それでも改善しない場合は、歯並びや噛み合わせに原因がないか確認することが大切です。
舌を噛む原因は一つとは限らず、早食いや疲労などの一時的な要因と、歯並びや噛み合わせなどのお口の状態が重なっていることもあります。まずは日常生活の中で取り組みやすい方法から始め、症状の変化を確認してみましょう。
ここでは、舌を噛みやすいときに意識したい対処法を紹介します。
ゆっくりよく噛んで食事をする
早食いや、食事中に会話をしながら食べる習慣があると、舌と顎の動きが合わず、舌を噛みやすくなることがあります。口の中では、舌が食べ物を歯の上へ運び、噛み終えたものをまとめながら飲み込みを助けています。そのため、急いで口を動かすと、舌が歯の間から移動する前に顎を閉じてしまうことがあります。
一口の量を少なくし、ゆっくり噛むことを意識すると、舌の動きに余裕が生まれ、噛んでしまうリスクを減らせる場合があります。食べ物を口いっぱいに入れず、一口ごとにしっかり飲み込んでから次の一口を入れることも意識しましょう。
また、硬いものや大きな食材は舌を大きく動かす必要があるため、傷が治っていないときには再び同じ場所を噛む可能性があります。舌に痛みや腫れがある場合は、食材を小さく切る、やわらかいものを選ぶなど、傷への負担を抑える工夫も必要です。
疲れているときや慌てて食事をするときほど、口の動きをうまく調整できないことがあります。テレビやスマートフォンを見ながらの食事を避け、食べることに集中するのも対策の一つです。
舌や噛み方の癖を見直す
片側だけで噛む癖や、舌を前に押し出す癖(舌癖)があると、舌の動きが偏り、同じ場所を繰り返し噛みやすくなることがあります。片側だけを使って食べる状態が続くと、舌もその方向へ食べ物を運ぶ動きが多くなり、特定の歯に接触しやすくなる場合があります。
食事中に左右の歯をバランスよく使えているか、舌を歯の間へ押し出していないかを意識してみましょう。ただし、痛みがある側を無理に使ったり、自己流で舌の位置を変えようとしたりすると、かえって負担になる可能性があります。気になる癖がある場合は、歯科医院で相談することが大切です。
また、頬杖やうつぶせ寝、いつも同じ方向を向いて寝る習慣などは、顎や歯列へ継続的に力を加えることがあります。こうした習慣だけで舌を噛むとは限りませんが、噛み合わせのバランスに影響する要因の一つとなる可能性があります。
無意識の癖は自分では気付きにくいため、家族に食べ方を見てもらったり、食事中に左右どちらで噛んでいるかを確認したりすることも役立ちます。舌を噛んだ日時や場所、食べていたものを記録しておくと、噛みやすい場面や共通点を見つけやすくなります。
傷がある間は刺激を避けて口の中を清潔に保つ
舌を噛んで傷ができている場合は、まず傷を繰り返し刺激しないことが大切です。辛いものや酸味の強いもの、熱すぎる飲食物、硬く尖った食べ物などは、傷に触れると痛みや炎症を強めることがあります。症状が落ち着くまでは刺激の少ない食事を選びましょう。
歯みがきなどで口の中を清潔に保つことも重要ですが、傷の部分を歯ブラシで直接こすらないよう注意してください。強い痛みや腫れ、出血が続く場合は、無理に市販薬だけで対処せず、歯科医院や医療機関へ相談しましょう。
一度噛んだ舌は腫れて歯に触れやすくなり、傷が治る前に再び噛んでしまうことがあります。治るまでの間はゆっくり食べることをいつも以上に意識し、同じ部分へ負担をかけないようにしてください。
歯並びや噛み合わせを確認する
生活習慣を見直しても舌を噛む症状が改善しない場合は、歯並びや噛み合わせが関係している可能性があります。特に、同じ場所を何度も噛む、舌の側面に歯の跡がついている、食べ物が噛みにくいなどの症状がある場合は、一度歯科医院で相談するとよいでしょう。
歯が内側へ傾いている、歯列が狭く舌のスペースが不足している、上下の歯が部分的に強く接触しているなど、お口の状態によっては舌が歯の間へ入り込みやすくなることがあります。また、欠けた歯や鋭くなった詰め物、合わなくなった被せ物が舌に触れているケースも考えられます。
歯科医院では、お口全体の状態を確認し、歯並びや噛み合わせに原因があるのか、傷や腫れによって一時的に噛みやすくなっているのか、ほかの要因が考えられるのかを総合的に判断します。原因を把握することで、ご自身に合った改善方法を検討しやすくなります。
歯の尖った部分や詰め物が原因であれば、表面を整える処置によって改善できる場合があります。一方、歯並びや噛み合わせが関係している場合は、症状やお口の状態に応じて歯列矯正が選択肢になることもあります。舌を噛むという症状だけで治療方法を決めず、検査や診断を受けたうえで適切な方法を選ぶことが大切です。
症状が長引く場合は自己判断せず受診する
舌の傷は数日で落ち着くこともありますが、傷がなかなか治らない、しこりや腫れが残っている、何もしていなくても痛むといった場合は、歯科医院や口腔外科などへ相談してください。
必ずしも舌を噛んだことだけが原因とは限らないため、長期間続く変化を「いつもの口内炎」と自己判断して放置しないことが重要です。特に、傷が2週間程度たっても改善しない場合や、出血を繰り返す場合は、早めに診察を受けましょう。
日常生活の見直しによって改善するケースもありますが、舌を噛む回数が増えている場合や、傷が生活に支障を与えている場合は、早めに原因を確認することが症状の繰り返しを防ぐことにつながります。
7.歯列矯正で舌を噛みにくくなることはある?

舌を噛みやすい原因が歯並びや噛み合わせにある場合は、歯列矯正によって改善が期待できることがあります。歯の位置や噛み合わせが整うことで、舌が動くスペースが確保され、食事中や会話中に舌を噛みにくくなるケースもあります。
ただし、舌を噛む原因は人それぞれ異なり、すべてのケースで歯列矯正が必要になるわけではありません。まずは原因を確認し、ご自身に合った治療方法を検討することが大切です。
歯並びや噛み合わせが整うことで改善が期待できる
歯並びや噛み合わせが乱れていると、舌が歯に触れやすくなったり、舌を動かすスペースが狭くなったりすることがあります。歯列矯正によって歯並びが整うことで、舌が自然な位置で動きやすくなり、舌を噛みにくくなることがあります。
また、上下の歯がバランスよく噛み合うようになることで、食べ物を噛む動作がスムーズになり、お口全体の機能改善につながる場合もあります。
インビザラインが選択肢になる場合もある
歯並びや噛み合わせの改善を目指す方法の一つとして、透明なマウスピース型矯正装置を使用するインビザラインがあります。装置が目立ちにくく、食事や歯みがきの際には取り外しができるため、日常生活への影響をできるだけ抑えながら治療を進めたい方に選ばれています。
ただし、インビザラインが適応となるかどうかは歯並びや噛み合わせの状態によって異なります。症状に応じてほかの矯正方法が適している場合もあるため、歯科医師と相談しながら治療方法を選択することが大切です。
インビザラインについて詳しく知りたい方へ
インビザラインの特徴やメリット・デメリット、治療に向いている方について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
原因に合わせた治療を選ぶことが大切
舌を噛みやすい原因は、歯並びだけでなく、噛み癖や舌の使い方、生活習慣などが影響している場合もあります。そのため、症状だけで自己判断するのではなく、お口全体の状態を確認したうえで原因に応じた治療や対策を選ぶことが重要です。
舌を繰り返し噛んでしまう場合は、一度歯科医院で歯並びや噛み合わせを確認し、ご自身に合った改善方法について相談してみましょう。
8.舌を噛みやすい方は歯並びや噛み合わせについても確認してみましょう

舌を何度も噛んでしまう場合は、食事の仕方や生活習慣だけでなく、歯並びや噛み合わせが影響していることがあります。歯の位置や噛み合わせのバランスが崩れていると、舌が動くスペースが狭くなったり、舌が歯の間へ入り込みやすくなったりするためです。
もちろん、舌を噛みやすい方すべてに歯並びの問題があるわけではありません。しかし、「歯並びも気になっている」「噛みにくさも感じる」という方は、ご自身の歯並びの特徴について知っておくことで、舌を噛む原因の理解につながる場合があります。
舌を噛みやすい原因となる歯並びを知る
歯が重なっている叢生(そうせい)や、前歯が前方へ出ている出っ歯(上顎前突)、下の歯が前に出ている受け口(反対咬合)、前歯が噛み合わない開咬(オープンバイト)などは、舌の動きに影響を与えることがあります。
歯並びによって舌が動くスペースが狭くなると、食事中や会話中に舌が歯へ触れやすくなり、繰り返し噛んでしまうことがあります。ただし、実際に歯並びが原因かどうかは、お口全体の状態を確認したうえで判断することが大切です。
噛み合わせの乱れも関係することがある
歯並びだけでなく、上下の歯の噛み合わせが乱れている場合も、舌を噛みやすくなることがあります。左右どちらか一方だけで噛む癖があったり、一部の歯だけが強く当たっていたりすると、舌の動きが偏り、同じ場所を傷つけやすくなるためです。
また、噛み合わせが乱れている方は、「食べ物が噛みにくい」「頬の内側をよく噛む」「顎が疲れやすい」といった症状を伴うこともあります。舌を噛む症状だけでなく、お口全体の違和感にも目を向けてみましょう。
治療を検討する際の参考としてぜひご覧ください。
9.舌を繰り返し噛むなら一度歯科医院へ相談しよう

舌を噛む原因は、一時的な不注意や生活習慣によるものから、歯並びや噛み合わせの乱れまでさまざまです。一度だけであれば心配のないケースもありますが、何度も同じ場所を噛んでしまう場合や、傷や口内炎を繰り返している場合は、原因を確認することをおすすめします。
歯科医院では、歯並びや噛み合わせだけでなく、お口全体の状態を確認したうえで、舌を噛みやすくなっている原因を総合的に判断します。原因に応じて適切な治療方法や改善方法を提案してもらえるため、症状が続く場合は早めに相談すると安心です。
歯並びが原因なら歯列矯正が選択肢になることもある
舌を噛みやすい原因が歯並びや噛み合わせにある場合は、歯列矯正によって改善が期待できることがあります。近年では、透明で目立ちにくいマウスピース型矯正装置「インビザライン」を選択される方も増えています。
インビザラインは、食事や歯みがきの際に取り外せるため、ライフスタイルに合わせながら治療を進めやすい矯正方法です。ただし、適応となるかどうかは歯並びや噛み合わせの状態によって異なるため、まずは歯科医師による診断を受けることが大切です。
インビザラインについて詳しく知りたい方へ
インビザラインの特徴や治療方法、メリット・デメリットについて詳しく解説しています。治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
実際にインビザラインで歯並びや噛み合わせを改善された方の症例も掲載しています。
治療を検討する際の参考としてぜひご覧ください。
10.舌を繰り返し噛む方は原因を確認して適切な対処をしましょう

舌を噛むことは誰にでも起こることですが、何度も繰り返してしまう場合は、お口からのサインかもしれません。一時的な不注意や疲れが原因であれば自然に改善することもありますが、歯並びや噛み合わせに原因がある場合は、放置しても症状が続く可能性があります。
特に、同じ場所を何度も噛んでしまう、傷や口内炎を繰り返している、食べ物が噛みにくいと感じるなどの症状がある場合は、一度歯科医院で原因を確認することをおすすめします。
原因を知ることが改善への第一歩
舌を噛む原因は、人によって異なります。早食いや食事中の会話など生活習慣が影響している場合もあれば、歯並びや噛み合わせ、舌の使い方の癖などが関係していることもあります。
そのため、「舌を噛むから歯列矯正が必要」と自己判断するのではなく、まずは原因を把握することが大切です。原因が分かることで、ご自身に合った改善方法を選択しやすくなります。
歯並びが原因なら改善できる可能性もある
舌を噛みやすい原因が歯並びや噛み合わせにある場合は、歯列矯正によって改善が期待できることがあります。歯が適切な位置に並び、噛み合わせのバランスが整うことで、舌が動くスペースが確保され、食事中や会話中に舌を噛みにくくなるケースもあります。
もちろん、すべての方に歯列矯正が必要というわけではありません。しかし、原因が歯並びにあるにもかかわらず放置してしまうと、舌を何度も傷つけてしまう状態が続く可能性があります。症状が長引く場合は、改善できる方法がないか相談してみることも大切です。
気になる症状がある方は歯科医院へ相談しましょう
「食事のたびに舌を噛んでしまう」「いつも同じ場所が傷になる」「歯並びも気になっている」という方は、一人で悩まず歯科医院へ相談してみましょう。歯並びや噛み合わせ、お口全体の状態を確認することで、原因を明らかにし、症状に応じた治療方法や改善方法を提案してもらえます。
舌を繰り返し噛む症状は、日常生活の小さな悩みと思われがちですが、原因を知り適切に対処することで改善が期待できる場合があります。気になる症状が続くときは、早めに相談し、お口の健康を守りましょう。
歯並びや噛み合わせが原因かどうか、一度相談してみませんか?
神奈川県伊勢原市の
見えない矯正歯科治療専門外来/マウスピース矯正(インビザライン)
『 つじむら歯科医院 伊勢原 』
住所:神奈川県伊勢原市小稲葉2204−1
TEL:0463-95-8214
【監修者情報】
つじむら歯科医院グループ総院長 辻村 傑
【略歴】
1993年 神奈川歯科大学 卒業
1995年 つじむら歯科医院 開業
1997年 医療法人社団つじむら歯科医院 開設
2008年 神奈川歯科大学生体管理医学講座 薬理学分野大学院
2010年 南カリフォルニア大学卒後研修コース修了
2010年 南カリフォルニア大学客員研究員
2010年 南カリフォルニア大学アンバサダー(任命大使)
2012年 ハートフルスマイルデンタルクリニック茅ヶ崎 開業
2012年 UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校卒後研修コース修了
2013年 インディアナ大学 歯周病学インプラント科客員講師
2014年 インディアナ大学医学部解剖学 顎顔面頭蓋部臨床解剖 認定医
2017年 iDHA 国際歯科衛生士学会 世界会長就任
2020年 iACD 国際総合歯科学会 日本支部会長
【所属】
IIPD国際予防歯科学会認定医
日本抗加齢医学会認定医
日本歯科人間ドック学会認定医
日本口腔医学会認定医
セカンドオピニオン専門医
DGZI国際インプラント学会認定医
日本咀嚼学会会員
日本保存学会会員
日本全身咬合学会会員
日本口腔インプラント学会会員
国際歯周内科学研究会会員
日本口腔内科学研究会会員
日本床矯正研究会会員
神奈川矯正研究会会員
日本臨床唾液学会会員
NPO法人歯と健康を守ろう会会員
日本ヘルスケア歯科研究会会員
伊勢原市中央保育園学校歯科医
日本食育指導士
健康咀嚼指導士












