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2022.05.07

口呼吸による悪影響とは?①

 

 

つじむら歯科医院です。
本日は口呼吸による悪影響についてお話しします。

 

あなたは、”鼻呼吸”ですか?それとも、”口呼吸”ですか?
呼吸は、365日24時間無意識で行っているので、自分が鼻呼吸なのか口呼吸なのかを分かっていない人も多いかもしれません。

口呼吸は歯にとっても、健康や美容にとっても良くないものです。
しかし、近年、知らず知らずのうちに”口呼吸”になっている人が非常に多いです。

口呼吸でも酸素は取り込め、二酸化炭素を吐き出せるので呼吸上は問題ありませんが、この呼吸法が歯や全身の健康、美容に大きく関わってくるのです。

 

◎鼻呼吸のメリット

人間の呼吸法は、”鼻呼吸”が正常の状態であり、鼻には重要な役割が3つあります。
「加湿」、「空気の洗浄」、「空気を温める」という3つの役割です。

まずは、「加湿」について解説していきます。
鼻から分泌される鼻水は、毎日1リットルもあるといわれています。
そして、その鼻水は、鼻呼吸によって通る空気を加湿するために使われています。
これにより、体内に入る空気の湿度は90%にもなるのだそうです。

口呼吸になると、この鼻水の加湿効果を受け取れないため、口の中や唇の乾燥を引き起こします。
口腔内の炎症や虫歯や歯周病、唇の乾燥といった炎症を引き起こすリスクが高まります。

 

次に、「空気の洗浄」についてです。
空気が鼻を通ることによって、鼻毛というフィルターに守られ、ホコリやウイルス、細菌を除去するはたらきを得ることができます。
また、鼻の粘液が異物をくっつけて除去する、粘液に含まれる抗体がウイルスや細菌の侵入を防ぐはたらきもあります。

風邪やインフルエンザといった感染症は、ウイルスが粘膜について繁殖することで発症するので、鼻呼吸にすることで、感染症にかかるリスクを軽減することができます。

 

最後は、「空気を温める」はたらきについてです。
鼻呼吸をすると、外気温が体温に近い温度まで温められます。
口呼吸の場合はそれほど空気の温度上昇が見られず、冷たいまま気管や肺に入るため、大きな負担となります。
肺に大きな負担をかけないという意味でも、口呼吸より鼻呼吸が優れているといえるのです。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

伊勢原市にある歯医者・歯科
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